出産祝いにおすすめしたい！産後のお母さんをねぎらうご褒美ギフト

祝福の気持ちが込み上げる、家族や友達からの出産の報告。それに伴って出産祝いを贈る機会があると、真っ先にベビーアイテムに意識が向かいますよね。可愛いお洋服やオシャレなよだれかけ、ぬいぐるみだって捨てがたい…と、当人たちを差し置いて贈り手自身が浮き立つような気持ちになってきます。

しかれど今回は、「私だって頑張ったのよ！」と叫びたくなるお母さんの気持ちを汲んだ、『お母さんのための出産祝い』をご紹介します。まさに命がけの出産を終えたお母さんをねぎらうような、産後のカラダをケアするアイテムやホッとひといき心が癒されるグッズをチョイスしました。

全力で頑張ったことへのご褒美をもらえたら、子育ての活力もより湧いてくるはず。個人差はあるものの、出産を終えても体が敏感な時期に変わりはありません。体に優しい素材や原料でつくられたものを贈れば、安心してくつろいでもらえます。これから長く続く育児へのエールも込めて、珠玉のご褒美ギフトを贈りましょう。

お母さんへのご褒美ギフトにおすすめしたい11選

出産後は環境の変化によって、気分が塞込みやすい時期。お母さんのことを気にかけたギフトは、きっと彼女の気持ちを癒してくれます。友人や家族、会社の先輩・後輩など、あなたにとって大切な女性が、出来るだけ笑顔で過ごせるようなご褒美ギフトを探してみてください。

幸せの輪でお祝い感を盛り上げるバウムクーヘン

もらって嬉しいものの上位に入るのが、やっぱりスイーツ！ 中でも、私が先輩ママからもらって嬉しかったのが「バウムクーヘン」です。授乳開始直後は母乳を作るためにエネルギーを必要としますが、とにかくお腹がすくのです。

そんな状況下で、ふんわりしっとりとした口当たりのバウムクーヘンは食べやすく、小腹も満たせて大変ありがたかったです。カットして好きな大きさで食べられるのも、贅沢感を味わえる所以。「赤ちゃんのため…」と言い訳をつくって、ちょっと大きめにカットしたくなります。

バルセロナ発祥！贅沢な高級チョコレート♡

妊娠中は虫歯になりやすかったり、肌が荒れやすかったりと、我慢する方も多いのがチョコレート。出産を頑張った甘いご褒美として、チョコレートを贈ってみてはいかがでしょう。ただし、授乳中も糖分の摂りすぎには注意が必要なので、控え目に贈るのがベターです。

ブボバルセロナには、大粒ナッツをチョコレートで包んだ「チョコフルーツ」や、カラフルでスタイリッシュなルックスが目を引く「キューブボンボン」など、食欲をそそるショコラスイーツが勢ぞろい。温かい紅茶と合わせて、一粒ずつじっくり味わうひとときは、子育ての疲れを忘れさせてくれます。

なぜか無性に食べたくなるウナギの蒲焼き

禁忌フードが多い妊娠期ですが、夏になると無性に食べたくなる「うなぎ」もそのひとつ。私も、出産後にはうなぎを必ず食べると心に決めて妊娠期を耐え忍びました。そんなうなぎですが、出産後のお祝いにぴったりな正真正銘「ご褒美グルメ」になりますよ。

鹿児島県大崎町で育てられた極上うなぎの「長蒲焼き」と、食べやすい「カットうなぎ」「きざみうなぎ」の贅沢な詰め合わせ。しっかり焼き、よく蒸し上げ、専用のタレをつけて焼く工程を4回繰り返すことで、食欲をそそる香ばしさと味わいに仕上がっています。国産うなぎをほおばる幸せは、出産を乗り越えたお母さんにとって最高のご褒美になることでしょう。

エステ体験チケットで、非日常の癒しをおくる

私の中で、夫から贈られたいご褒美ギフトBest３に入るのが、ソウ・エクスペリエンスの体験ギフト「エステチケット」です。非日常空間で施術されるマッサージやエステは、ご褒美にふさわしい優雅さ。出産でくたびれた身体や、昼夜問わず行われる授乳で疲弊した心を癒してくれます。

贈り主はチケットを渡すだけで贈りやすく、贈られた人は都合のいい日時を希望の店舗に予約するだけで使い方が明瞭。出産後は一人でラグジュアリー空間に赴く機会が減るので、ちょっとした緊張感を感じることにも心地よさを感じることでしょう。思いっきりリフレッシュした後は明るい気持ちで子育てに向き合えます。お母さんの笑顔を引き出すとっておきの贈り物です。

ママリ口コミ大賞を受賞したマタニティウェア

室内で過ごす時間が長いお母さんにとって、新品のガウンや部屋着は気分が明るくなる贈り物。赤ちゃんの洋服を多くいただく中で、ママ用のおしゃれなパジャマをもらうと、心が躍ります。柔らかな手触りの生地が人気の定番ルームウェアブランドもありますが、今回はマタニティウェア・ベビーウェア通販の老舗「エンジェリーベ」をオススメします。

授乳が必要な時期は、胸元が出しやすい服装がラクチン。授乳口のあるタイプや前が大きく開くデザインの服を選ぶことが多くあります。エンジェリーベは、マタニティ期もOKな授乳服も豊富に揃っているので、出産前に贈っても喜ばれることでしょう。また、贈りやすい価格帯であることもおすすめ理由のひとつ。5千円以下のアイテムもあるので、友人への出産・妊娠祝いとしても贈りやすいですね。

産前産後ママの身体をケアするボディクリーム

自分へのご褒美として、手軽に使えるのがボディクリーム。妊娠線のケアに「WELEDA（ヴェレダ）」のボディオイルを使用しているお母さんも多く、安心感をもって使っていただけるブランドのひとつです。そんなWELEDAから、赤ちゃんと使える入浴剤を贈りましょう。

ベビーバスミルクは、生後0か月からの沐浴にも使えます。0か月を過ぎたら大人と同じ浴槽で入浴ができるようになるので、お母さんも一緒にバスミルクでリラックスできるといいですね。繊細なお肌をきれいに保ちたい気持ちはどのお母さんも同じ。そんな優しい親心にも寄り添った贈り物となります。

育児中の冷え対策にもなる、優秀バスローブ

子育てをしていると、パパorママ一人で赤ちゃんの沐浴をする場面も出てきます。その際に困るのが、自分の身体が湯冷めしてしまうこと。赤ちゃんが湯冷めしないように…、と気を付けていると、つい自分のことを後回しにしてしまいがちです。そんなときに、バスローブがあると便利。濡れた体に羽織るだけで大人の湯冷めを防ぎます。

「Foo Tokyo」のバスローブはユニセックスなので、パパママどちらが着てもOK！慌ただしいはずの子育て時間に、ホテルライクな優雅さを添えます。また、寒い季節はお風呂に入れることが億劫に感じられる日もありますが、サッと羽織れるバスローブがあると入浴のハードルも下がります。寒さと戦わずとも、赤ちゃんの湯上りのケアに取りかかかれ、心理的な負担を軽減することもできる優秀アイテムです。

時間のゆとりを届ける、冷凍スープの贈り物 ♨

出産後に大変なのが、日々の食事の準備。時間があるのなら眠っていたいお母さんにとって、料理の手間を省いてくれるレトルトや冷凍食品は必須アイテムと言っても過言ではありません。

そこで、おすすめしたいのが「スープストック」の冷凍スープや冷凍カレーのセット。野菜をたっぷり使ったスープやカレーは、体をいたわってくれているような優しい味わい。冷凍スープにパンやご飯を足すだけでお洒落なランチができるので、カフェに行けないフラストレーションもほんの少し解消してくれます。冷凍カレーは、旦那さんや上のお子さんの食事としても大活躍します。

友達からこのような家事お助けアイテムを贈られたら、「さすが、わかってる～！」と感謝の気持ちを抑えられずにはいられないでしょう。美味しくて便利な冷凍スープは、我が家でも常にストックがある状態です。

英国オーガニック認証を取得したハーブティー

母乳育児中の女性に贈るなら、ノンカフェインのドリンクが安心。こちらの紅茶は、英国オーガニック認証を取得していたり、農薬を使用せずに栽培している8種のハーブを原料としたハーブティー。

妊産婦ケアの専門家も開発に携わっているというこちらのハーブティーは、お母さんの息抜きに一役買ってくれそうです。ちょっとしたお菓子と組み合わせれば、素敵なリラックスセットの出来上がりです。

授乳期間が終わったら、美味しいお酒で乾杯！

授乳明けのお母さんにとって、お酒も大きなご褒美になるのではないでしょうか。妊娠から卒乳まで、約２年間もお酒を我慢していたお母さんには、美味しいお酒や珍しいお酒を楽しんでもらいたいですよね。そんな時には、KURANDを覗いてみてください。こちらでは、全国各地の小さな酒蔵で作られているお酒を販売しています。

蔵がある土地の名産品や水から作られた日本酒、現代的なイラストのエチケットが目を引くワインなど、一般的な酒屋ではお目にかかれないお酒に出会えます。作り手の想いまで紹介しているので、育児の話題から離れた、夫婦の会話を楽しんでも素敵です。あくまでも、授乳が終わっていることが大前提の贈り物ですが、「授乳お疲れさまでした」の一言を添えて贈ってみてはいかがでしょう。

出産の記念に贈りたいファーストジュエリー☆

出産の記念にもなるアクセサリーは、心ときめく贈り物。赤ちゃんに最初に贈るファーストジュエリーを赤ちゃんの誕生石で作って、子供が大きくなるまではママに使ってもらいましょう。

「me.ie ≒（ミイエ）」では、様々なルース（原石）を取り扱っています。同じ宝石でも、多種多様な形や模様があり、ひとつとして同じものはありません。お気に入りのルースと、ツメやリングなどのデザインを選べば、世界でひとつだけのファーストジュエリーができあがります。

旦那さんから奥さんへ贈られたい、ご褒美ジュエリーとなること間違いなし。復職や子供の成長に伴い、離れて過ごす時間が生まれた際に身に着けていると、目に留まる度に子供のことを思い出し温かい気持ちになれます。

（番外編）育児のお助けアイテム、鼻水吸引器

赤ちゃんの鼻水に対応する、育児の強力な助っ人アイテムが「電動鼻水吸引器」。一家に一台あるととても心強いアイテムですが、お値段が張るため購入をためらう人も多いのも事実です。そんな中で、贈られると、とても嬉しい高価なアイテムです。

贈る側も、複数人で贈れば負担にならず、実用的で気の利いた贈り物を贈ることができるのでオススメです。ただし、２人目の出産祝いの場合は、既に持っている可能性があるので、事前に確認することをお勧めします。

出産を終えた新米ママに、ご褒美を贈るタイミング

ママのご褒美ギフトは、どのようなタイミングで贈ると良いでしょう。出産直後は、お母さんの身体の回復に重要な時期です。また、慣れない育児や不規則な生活などの影響で、気持ちが不安定になりがち。お母さんの状況次第ですが、家族や親しい間柄の友人であるなら産後１カ月以内に贈ることもアリだと考えます。

気を遣う間柄であるなら、赤ちゃんのお披露目の際にお渡しすると良いでしょう。心身ともに落ち着いたタイミングなら、ご褒美ギフトを心から喜んでもらえるはずです。その際は、食べ物や生活雑貨など、手軽に使えるご褒美ギフトがおすすめです。

出産前から美容院に行けていない、というお母さんもいます。さらに、出産後は一人でのんびり外に出かける機会が少なくなるので、旦那さんに子供を預けて、一人で美容院に行く時間がとても嬉しかったことを覚えています。

「そんなことでいいの？」と感じられるくらい、ささやかなことかもしれませんが、それくらい出産後のお母さんは赤ちゃんと向き合い続けているのです。旦那さんから「ひとりでゆっくり過ごしておいで」と気遣ってもらえたことや、大変さを汲み取ってもらえたことに対しても嬉しさを感じました。旦那様は、ぜひ、一言かけてみてくださいね。

ママギフトとベビーギフトを併せて贈りたい場合は

ママへのご褒美ギフトと赤ちゃんのお祝いを一緒に贈りたいと考える方も多いのでは。そんな時は、バランスを考えてアイテムを組み合わせてみてください。ママへのご褒美ギフトがメインなら、ベビーギフトにはよだれかけや絵本などの小物を選ぶとバランスが取れます。

ベビーアイテムがメインなら、お母さんへのご褒美は、紅茶やスイーツを添えてみてはいかがでしょう。デパートで販売されている化粧品（デパコス）や高級なフェイスパックなどの、自分ではなかなか購入しない美容アイテムも嬉しい一品です。毎日のボディケアにプチ贅沢をプラスでき、明日へのモチベーションも上がります。

長い妊娠期や命がけの出産を経て、子育てと向かうお母さん。子供のこと第一で、自分のことは後回し…、という状況で贈られるご褒美ギフトは心が弾む贈り物になるはずです。お母さんにも赤ちゃんにも笑顔になってもらえたら、贈り主冥利に尽きますよね。ねぎらいやエールを込めた、素敵な出産祝いを贈ってみてください。